こころコラム

Vol.48 夜勤には良い面もある? 看護師が夜勤専従で働くメリット

夜勤専従の看護師は、何かと辛そうなイメージが定着していますが、それほどハードな訳ではなく、また実は夜勤ならではのメリットが存在します。

「夜勤専従の看護師に興味があるけれど少し不安」という方に向けて、夜勤専従ならではのメリットをここでご紹介します。

給料が良い

まず、日勤より夜勤の方が給料の待遇が良くなります。
看護師の場合、夜勤専従で働くと「夜勤手当」が支給されますので、その分給料がアップします。
看護師の夜勤手当の相場は、2交代制で約1万円、3交代制では約5000円前後となります。
意外なほど馬鹿にできない額となり、夜勤メインで働けば、同じ労働時間で日勤の頃の給料の1.5倍~2倍稼ぐこともできてしまうのです。

効率良くお金を稼ぎたい方には夜勤はおすすめな手段と言えます。

稼動日数を減らせる

例えば、夜勤を含め一日16時間程度働けば次の日は休みとなり、月の稼動日数は7日~12日程度となります。
一度の勤務時間が長くなることはやや苦しい所ですが、その分出勤日数が減って自由に使える時間が増えます。
日中に子育てや家事を行うことももちろんできます。

考え方によっては、仕事とプライベートを両立することができる嬉しい働き方なのです。

気楽に働ける

夜勤の場合、病院内のスタッフも減りますので、人間関係の煩わしさが減ります。

また、入院患者さんも就寝していますので、行うタスク自体も減り日中ほど忙しくありません。
このため、気持ち的にも体力的にも日中より負担が減ります。

ただし、少人数が故に責任も重くなり、夜勤ならではのトラブルも発生しますので、その点は頭に入れておく必要があります。

夜勤用の託児所を完備

夜勤専従で働きたいけれど、夜は子供が心配で家を出られないといった方もいるでしょう。
現在は多くの病院で夜勤用の託児所を完備しています。
パートでは利用できない場合がありますが、夜勤専従の正社員看護師であればほぼ確実に利用できるため、子供を心配せず働くことができます。

夜勤専従は、昼夜が逆転した生活となってしまうのが辛い所です。
そのため、健康面に気を使った生活を送らないと、プライベートと仕事を両立させることは難しいかもしれません。
夜勤の日には夜勤用の自分にあった生活リズムを送るようにしましょう。
疲労回復のために睡眠をしっかりとるなど、健康管理をしっかり行ないうことが大切ですよ。

ご紹介したように夜勤には気を付ける点もありますが、それに勝るほどのメリットも多々あります。
もしも「夜勤の方が向いていそう」と感じた方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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