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こころコラム

Vol.11 介護職未経験の自己PR・志望動機は何を書けばいい?

「未経験だけどこれから介護の仕事に携わっていきたい」と考える方にとって、履歴書にどんな自己PRや志望動機を書けば良いのかは悩ましいところだと思います。

介護業界では未経験者も応募可能な求人も少なくありませんが、採用する側は未経験者の応募について「軽い気持ちで応募してすぐに辞めてしまうのではないだろうか?」と慎重に見るものだということを 忘れてはいけません。

そこで今回は、介護職未経験の方が自己PRを書く時に押さえておきたいポイントをご紹介します。

ポイント1 志望動機は具体的に

志望動機欄は、あなたの「働きたい」という熱意や本気度を伝える部分です。
志望動機を書く前に、まずは自分がなぜ介護職に就きたいのかと、どうしてこの応募先で働きたいと思ったのかを頭の中で整理しておきましょう。

未経験から介護の仕事に携わっていきたいと考えたのには、何かきっかけや理由があったはずです。
「家族の介護を経験した」「テレビで介護職のドキュメンタリー番組を観た」「身近に介護の仕事をしている人がいる」など、きっかけは人それぞれだと思います。
そうしたきっかけとなる部分からどのように考えて自分も介護の仕事をしたいと思ったのかを具体的に書くことで、介護職に就きたいというあなたの熱意を伝えましょう。

さらに、たくさんの介護事業者の求人の中からその応募先で働きたいと思う理由についてもしっかりと書く必要があります。
「研修制度が充実していて、働きながらステップアップできることを魅力に感じた」「企業理念に共感した」など、応募先についてきちんと調べてできるだけ具体的に書くようにしましょう。

ポイント2 自己PRは採用側の目線を意識して

志望動機欄はあなたの「働きたい」という想いを具体的に伝える部分だとお伝えしました。
一方で自己PR欄は、応募先に「この人に来てもらいたい」と思ってもらうための情報を伝える部分だと言えます。
このため、自己PRは採用担当者の目線を意識することが大切です。

未経験者の場合は、性格面で強みになると思うところがあればその部分をアピールしていきましょう。
単純に「明るく前向きな性格」「がんばり屋」などと書くだけではなく、その性格が介護の仕事をしていく上でどのように役立つと考えているのかまでイメージして書くようにしてください。

介護職の実務経験がなくても、介護関連の資格を取得している場合はもちろん、資格取得に向けて勉強中の場合にもその旨記載すると良いでしょう。
向上心をアピールできます。

ポイント3 前職の経験もアピールする

介護業界は未経験でも、社会人経験がある場合はこれまでの仕事でどのようなことを成し遂げたかや、学んだことなどを書くようにしましょう。さらに、前職の経験が介護の仕事にどう役立つと考えているのかについてもしっかりとイメージして書く必要があります。

前職がどんな職種であったとしても、例えば「相手の立場に立って考えること」「目標を立てて粘り強くやりとげること」などといったことが重要だったはずです。そうした経験を今後の展望と結びつけて具体的に書くと良いでしょう。

以上、未経験者が自己PR・志望動機を書く時のポイントをご紹介しました。
ありきたりな言葉ではなく、自分なりの言葉でしっかりと思いを伝えてください。

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