デイサービスの一つの目玉とも言える“レクリエーション”。
なかなかレクリエーションを楽しんでも貰えない、レクリエーションのネタが無くなってしまったという方もいらっしゃるかと思います。
そこで、簡単に出来き、利用者の方の身体にも良いレクリエーションを厳選して5つご紹介していきます。
しりとりは、ほどよく頭を使うので、ご年配の方や認知症の方などには特におすすめのレクリエーションです。
普通のしりとりでは飽きてしまうこともあるかもしれませんので、以下のような工夫を加えるのが効果的です。
お題しりとり
回答に一定のテーマを決めしりとりをしていきます。
より頭を使うため、脳の活性化に繋がります。
記憶しりとり
1人~2人程度前の方が答えた回答を復唱してから、自分の回答を答えるしりとり方法です。
前の人の回答を覚えておく必要があるため、こちらの脳の活性化に繋がります。
クイズもほどよく頭を使うので、ご年配の方や認知症の方などには特におすすめのレクリエーションです。
クイズについては、以下のような工夫を加えるのが効果的です。
ことわざクイズ
「犬も歩けば○○にぶつかる」、「○○の耳に念仏」といった虫食い方式のことわざクイズです。
記憶とスムーズに結び付けられるため、脳の活性化に繋がります。
ジェスチャークイズ
お題となる人や物を、身体のジェスチャーで表現し、それが何か当てるクイズです。
誰でも入りやすいゲームとなるため、多くの方に楽しんで貰えます。
お料理クイズ
料理の材料をホワイトボードに書き、それで何の料理が出来上がるか当てるクイズです。
こちらも材料から推理とイメージを膨らませて頭を使うため、脳の活性化に繋がります。
ストローの吹き矢を使い、的に当てていくゲームです。
吹くことで肺活量がほどよく鍛えられ、的を狙うことで集中力も鍛えられます。
ストロー吹き矢は、太いストローの中に細いストローを入れれば完成です。
細いストローを吹き飛ばす形となります。
なお、肺活量が少ない方には、太いストローを4~5cm程度に短く切ってあげると効果的です。
短くすると、肺活量が少ない方でも上手く吹き飛ばせられます。
料理作り・園芸・写生会など、作業型のレクリエーションもおすすめです。
こういったレクリエーションは手足を使うので、身体の運動にもなりますし、脳の活性化にも繋がります。
ただし使う道具で事故が起こる可能性もありますので、こういったレクリエーションを行う際には、管理・監視を徹底する必要があります。
デイサービスを利用する方には、「周りの方とコミュニケーションをとりたい」「自分の気持ちを表現したい」といった気持ちを持っている方も多いです。
このため、何人かのグループをつくり、会話を楽しんでもらうのも立派なレクリエーションになります。
会話が上手くできない方もいますので、簡単な自己紹介をし合うなど、会話のお題を決めてあげるとスムーズに楽しんでもらえます。
今回ご紹介しましたレクリエーションは、どれも比較的取り入れやすい万人型のレクリエーションであり、また適度に脳や身体を使うので、デイサービスの催しとしてはおすすめです。
ぜひ、アレンジも加えつつ活用してみてください。