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こころコラム

Vol.23 メリットの多い介護職? ケアマネージャーについて

介護に関係した資格にはたくさんの種類がありますが、今回はその中から「ケアマネージャー」という資格について紹介させていただきたいと思います。
ケアマネージャーは介護保険サービスの中核を担うために設けられた、介護に関係した資格の中でも比較的新しいものとなっています。s

これから紹介するケアマネージャーに関する情報については、ぜひ覚えておきましょう。

ケアマネージャーとは?

ケアマネージャーとは、介護保険制度を利用している要介護者などに対してケアマネジメントを行う有資格者のことで、正式名称を「介護支援専門員」 といいます。
介護保険制度はそれまで関わりの無かった方にとっては複雑なものであるため、要介護者やその家族は介護保険について相談できる人を必要としていました。
そこで誕生したのがケアマネージャーです。

ケアマネージャーは要介護者やその家族からの介護に関する相談を受け、介護を必要とする方と介護サービス事業者を結ぶ、いわば「架け橋」とも呼べる存在となっているのです。

ケアマネージャーとして働くメリット

ケアマネージャーの資格を取得して働くことには、以下のようなさまざまなメリットがあります。

・肉体的な負担が少ない
要介護者の身体的補助を行ったりと、肉体労働が中心となっている介護士の仕事に対し、ケアマネージャーの仕事は介護プランの作成といった事務的なものが多いため、 肉体的負担は少なくなっています。

「体力的に介護士としての仕事を続けるのはきつくなってきたけど、介護に関係した仕事を続けたい」と考えている方に、ケアマネージャーの仕事は特にオススメです。

・収入が比較的高い
当然勤務先によって差はありますが、ケアマネージャーの収入はそのほかの介護職よりも比較的高く設定されています。
なぜほかの介護職よりも高い収入を得られるのかというと、ケアマネージャーの仕事にはさまざまな「手当」が付いているからです。
ケアマネージャーとして働いたときに受けられる手当には「資格手当(1万円)」「残業・休日手当」「夜間連絡のオンコール手当」などがあります。

・ひとりで開業することができる
ケアマネージャーのほかの介護職との大きな違いとして挙げられるのが「ひとりで開業することができる」という点です。
現役で働くケアマネージャーの多くは「居宅介護支援事業所」というところに所属しているのですが、ノウハウさえ持っていれば自宅を事業所にして単独で開業することができます。

また開業は低コストでできるため、ある程度経験を積んでから独立を果たしたケアマネージャーはたくさんいるのです。

ケアマネージャーは現在、国を挙げて人材育成のバックアップが行われている、オススメの介護職です。
また、必要としている人材が確保しきれていない「売り手市場」と呼べる職業でもあります。

ぜひ皆さんも、ケアマネージャーとして働くことを将来の選択肢の1つとして検討してみてください。

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